台風などの自然災害で広域停電となった場合、自宅にいても電力が供給ないので、照明や家電製品を使うことができません。
できることとすれば、復旧見込みなどの情報源をネットで確認して、ただただ待つだけという状況になることもあります。
そこで、キャンプなどで利用されているポータブル電源が停電時にどこまで役に立つのか?
「Anker PowerHouse」の機能を参考に考えてみました。
停電時でも欠かせない生活アイテム
まず、停電になったとしても、自宅で過ごすために必要な電力供給アイテムをチェックしてみましょう。
・スマホや携帯、タブレット、パソコンなどの情報通信機器
・懐中電灯やランタンなどの照明機器
・ラジオ
・携帯扇風機や電気カイロなどの季節小物家電
・充電池
停電時の備えについては、こちらをご覧ください。
スマホに40回も急速充電できるAnker PowerHouse
モバイルバッテリーで有名な充電製品ブランド、Ankerのポータブル電源「Anker PowerHouse」。
リチウムイオン電池セルを搭載することで鉛蓄電に比べて小型・軽量化を実現。
定格エネルギー:434Wh、定格エネルギー:12万600mAh。出力は120WのACコンセント、12Vのシガーソケット、4つの急速充電USBポート(各ポート最大2.4A/PowerIQ対応)の3種類。残容量のモニタ表示。アルミボディのサイズは約200 x 145 x 165mm。重量は約4.2kg。
バッテリーマネージメントシステム(BMS)により電圧や温度を適切に管理され、USBポートからスマホを約40回、ACコンセントからノートパソコンを約15回のフル充電が可能。キャンピングライトは連続約100時間、ミニ冷蔵庫は連続約7時間、テレビは連続約4時間の使用ができるとのこと。本体のフル充電は特に明記されていませんが、利用者レビューを参考にすると約8〜10時間のようです。
自然災害での広域停電は、数日間に及ぶ場合があるので、すべてのこの商品でまかなうことは難しいと思います。
ただ、3種類の出力が可能なので、スマホ、充電式のランタンやラジオはUSBで、パソコンや充電池のチャージにはACコンセントというように、停電時の室内、車内、平時のキャンプなどで活用できます。
防災用品には、充電タイプのさまざまなアイテムが揃っていますが、万一の場合に揃えても、停電が長期化すると充電できなくなり、本来の機能を発揮できません。
平時に使うことは少ないかと思いますが、サイズがコンパクトで置き場所に困ることもないかと思いますので、停電時の備えとして見当してみてはいかがでしょうか?